更年期障害はいつごろからくるの?

更年期障害というと、中高年の女性にだけ起こるトラブルだと思い込んでいませんか?

私が、男性にも更年期があることを知ったのは、残念ながら、夫が体調不良を乗り越えた後でした。もっと早く知っていたら、もっと優しくできたかも…。

五十五歳頃

若い頃から、バリバリと仕事をこなしてきた夫の様子が、少しづつ変わってきたのが気になりだしたのは、五十五歳になる前でした。

自営業で、経営者でもある夫は、まだまだ働き盛りで、会社も幅を広げる方針だったのですが、目に見えるように急速に、仕事に対する意欲を失っていきました。

会社の先行きが心配になるのはもちろんですが、夫の仕事ぶりが直接我が家の収入に影響するので、主婦として私は不安だけでなく、不満も募らせるばかりでした。

体調の変化

スポーツマンで、マッチョな夫は、お酒も大好き、それまで風邪ひとつひいたことがない丈夫な性質でした。

忘年会でお酒の席が続いた時、大好物のてっちりを食べてご機嫌で帰宅したものの、その晩から腹痛を訴えました。

初めてのことだったので、その時は、家族一同とても心配しましたが、数日で回復。

けれど、その日をきっかけにしたように、風邪を繰り返すようになったのです。

セキや微熱、だるさ、などの体調不良が続いて、出社しては早退や、欠勤が続きました。

夜中に、トイレに行く回数が増えて、熟睡できないから不機嫌。

喧嘩

不機嫌だから、夫婦の会話も段々減って、夫婦仲も雲行きが怪しくなって…。

私にとっては、あんなに頼りがいがあった夫が、なんだか情けなく思えてきた時期でした。

調子が悪いなら病院に行ったら…という周囲の言葉に耳も傾けず、仕事にも身が入らず、そんな夫を気遣いながらも、私も段々不機嫌になっていきました。

夫は、何らかのサプリメントのようなものを飲んでいたようですが、結局病院には行きませんでした。

自分でもどうしたらよいのか、わからなくなっていたのかもしれません。

それから

会社の運転資金がショートするまでになって、私は思いきって我が家の個人預金から融資することを提案しました。

夫からは言い出しにくいことだったはずです。こちらからの申し出を待っていたのかもしれません。

その頃から、夫の仕事に対する意欲は徐々に回復。風邪をひきやすいのは、相変わらずですが、これは老化だと諦めて見守ることにしました。

それまでは体力的にも精神的にも強かった夫が、なぜか弱さを見せるようになった、あの時が男の更年期障害だったのだと思います。

弱っている夫にイライラして辛く当たっていたと思うと、今更ながら申し訳なく思います。男性の更年期障害について、もっと世間的に理解が広がればよいのに…と思うこの頃です。

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